ケーススタディ

小児科

小児科診療所は、子供への影響を考慮して、レントゲン撮影をあまりしません。 そのため、他の診療科ほど画像ファイリングとの連携を重視しない傾向があります。 また、皮膚の疾患が多いため、デジタルカメラの写真を電子カルテ(診療所向け電子カルテ・レセコン)に取り込みたいという要望も多くあります。
さらに、小児科は非常に処置が多く、患者がじっとしていないこともあるので、1人の診察に手間がかかります。 そのため、すばやく簡単にカルテ記載のできるシステムが好まれます。 また、力価処方、体重計算、成長曲線という3つの小児科特有の機能に対応しているかどうかも選定の重要なポイントです。
小児科では診察前の待ち時間を極力減らしたいという要望から診療予約システム(受付待合関連機器システム)の採用率が高いことも特徴です。 従来から感染症患者の隔離、検診、ワクチンの接種などで、予約管理を行ってきており、それらの管理作業をICT化によってさらに効率化するための取組みです。

イラスト

院内のシステム構成例

Case1
予約システムの活用

診療予約システム(受付待合関連機器システム)をうまく活用することで、診察室の混雑を緩和することができるようになります。予約システムの中には、診察順番や診察時間が近づくと、携帯端末にメールを送る機能が付いているシステムもあります。現在のクリニックの運用に合う機能を持つ予約システムを探すことが重要なポイントです。

Case2
タブレットの利用(タブレット問診)

受付(受付待合関連機器システム)では、タブレットの問診システムを利用することで、患者様の問診結果を効率的に管理し、電子カルテへ反映させることができるようになります。
タブレットでの入力は基本的には選択式になるので、登録も簡単です。 問診内容は、医院の診療内容に合わせて複数登録ができ、内容の変更も可能です。

Case3
デジタルカメラ画像取込み

デジタルカメラの写真を電子カルテに取り込むことで、写真をカルテに添付したり、写真に手書きで所見を書き込むことも可能です。
また、前回画像と比較することで患者様への説明も効果的に行えます。

Case4
小児科特有の機能

小児科で使う電子カルテには①成長曲線作成②体重換算からの力価処方の機能があると便利です。この機能は電子カルテ(診療所向け電子カルテ・レセコン)によって対応しているメーカーとしていないメーカーがあるので、電子カルテ選定時に確認をしておく必要があります。